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大阪市版「豊洲問題」、ズサンな市役所の実態

・とんでもないことが明らかに これまでの東京都庁のデタラメな行政運営の象徴が「豊洲市場移転問題」である。大阪市役所にも、この問題に劣らないくらい大きな問題が発生している。「市民病院跡地問題」である。両者に共通するのは、デタラメな行政が住民に…

昭恵首相夫人「関わっていない」は通用しない

法律の運用で、「外形上」という言葉がよく使われる。甲の行為が何らかの属性を帯びているということが、乙に対し、「外形上」明らかである場合、甲は乙に対して、その属性において、法的責任を負う。簡単に言えば、甲は脅迫をしていないと言い張ったとして…

浜渦氏「辣腕」のコッケイな実体

・「影の最高実力者」 19日の都議会百条委員会で「責任をお感じになられませんか?」との音喜多都議の質問に対し、浜渦氏は気色ばみ、右手を前に突き出しながら、以下のように大見栄を切った。 「どこに責任があるんですか!そういうあっただ、なんだ言うけ…

小池政治の本質はポピュリズムではなくマキャベリズム  

豊洲移転問題で、有識者の多くは小池知事を厳しく批判する。彼らは「混迷の責任は小池知事にある」という。「飲むわけでもない地下水に何が出ようとも、市場の運営に問題ない。」 小池知事は速やかに豊洲移転を決定し、混乱を収束させるべきであるというのが…

私がひっくり返った与謝野候補の“思い上がり”発言

・バルフォアと与謝野さん 東京都千代田区長選挙(5日投開票)に立候補した与謝野信氏、記者から座右の銘は?と聞かれ、「ノーブレス・オブリージュ」と返答。私はこれを聞いてひっくり返った。 フランス語のノーブレス・オブリージュは英語のnoble obligat…

2017年、世界経済の展望---ジョージ・ソロスの「危機」はまだか?

・ソロスの予測 昨今、香港に日系資本で構成されるPB(プライベートバンク)が創設され、日本経済を悲観する人々の資金避難先になっています。こうしたPBを利用する人々は極端な円安やインフレの進行を恐れているようです。 実際に、そのようなリスクを警告す…

民衆の心理、「強い指導者」の台頭

・極右思想の蔓延 アメリカのトランプ勝利をはじめ、ヨーロッパでも国家主義を掲げる極右勢力が台頭しています。オーストリアでは、かつて、ナチスから支援を受けていた反ユダヤ主義の歴史を持つ自由党ホーファーが支持を伸ばし、大統領選に敗れたものの、接…

オバマ政権の中東政策の通信簿、その評価は? ---②

シリア問題と難民、IS・テロ問題など、現在の中東の混迷は、オバマ政権の怠慢と欺瞞に原因があると言えます。オバマ政権末期の現在において、その中東政策の全体概要を見直してみます。 オバマ大統領はイラクからの完全撤退を公約にして、大統領選に勝利し、…

オバマ政権の中東政策の通信簿、その評価は? ---①

「イスラム国」(IS)が拠点とするモスルの奪還戦が進んでいます。モスルはイラク第2の都市で、シリアのラッカとともに、ISの最重要拠点となっています。 モスル奪還戦はイラク政府軍がおこなっており、アメリカは後方支援に回り、直接に参加していません…

トルコ・クーデタ未遂事件から読み解くイスラム主義 ②---チュニジアとエジプト

2010年末、「アラブの春」の民主化運動がチュニジアから始まりました。民主化運動は2011年に、エジプトに波及し、約30年にわたり長期政権を維持してきたムバラク大統領が辞任に追い込まれました。 チュニジアやエジプトでも、トルコと同じように、政教分離派…

トルコ・クーデタ未遂事件から読み解くイスラム主義 ① ---20年周期のトルコの軍部クーデタ

トルコで先月、軍の一部によるクーデタ未遂事件が起きました。トルコは人口、およそ7800万人の国で、国民のほとんどがイスラム教徒です。エルドアン大統領は、事件に関わった軍人など、約7500人を拘束しています。 実はトルコにおいて、軍部のクーデ…

南シナ海の領有権を否定された中国

・南シナ海の領有権問題 12日、オランダ・ハーグの仲裁裁判所はフィリピンの訴えを認め、中国が主張するスプラトリー諸島(中国名「南沙諸島」)などにおける領土主権を「法的根拠はない」と判定しました。スプラトリー諸島をはじめ、南シナ海のほぼ全域で中…

ヨーロッパ統合の歩み

・EU離脱、大英帝国の栄誉ある国民がなぜ EU(欧州連合)からの離脱の是非を問うイギリスの国民投票、こんなものをそもそも、おこなう必要などあったのでしょうか。このような高度な政治判断を必要とする問題を、国民投票に掛けるということ自体が適切だと思…

オバマ大統領の広島訪問、異議はないが、違和感あり!

5月10日に、オバマ大統領の広島訪問が発表されました。私はこれに対し、異議はありませんが、違和感を感じます。 原爆投下についてのアメリカ政府の公式見解は、トルーマン大統領の時代以来、「戦争を早期に終結させるために必要であった。」という主旨のも…

安保法案の歴史

・自衛隊の誕生 先月、安全保障関連法が施行、日本が直接攻撃されなくても集団的自衛権による武力行使が可能になりました。安保の法的な枠組みは今のままではいけない、多くの人がこのように考えていると思います。安倍総理は解釈改憲を閣議決定した上で、現…

民主主義は「保育園落ちた」問題を解決するか(東洋経済オンライン・インタヴュー全文)

「何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか。」ではじまるブログ記事。これが大きな話題となり、国会でも取り上げられるまでになりました。 このブログ記事には「オリンピックで何百…

東芝やシャープに見る、ガーシェンクロン「キャッチアップ理論」

日本を代表する家電メーカーが危機に陥っています。東芝は、昨年、発覚した一連の不正会計問題によって、経営危機に陥り、2016年3月期の連結決算で、6000億~7000億円規模の赤字に達する見通しとなっています。東芝は白物家電事業の一部を海外…

イスラム教と経済②

「宗教はコワい!」 パリで11月13日発生した同時多発テロに、多くの人がそう思ったことでしょう。なぜ、こんなことが起きるのでしょうか。宗教に関連する紛争や事件が世界で多発しているのは、何故なのでしょうか。 ・なぜ、テロを繰り返すのか イラクやシリ…

イスラム教と経済①

「宗教はコワい!」 パリで11月13日発生した同時多発テロに、多くの人がそう思ったことでしょう。なぜ、こんなことが起きるのでしょうか。宗教に関連する紛争や事件が世界で多発しているのは、何故なのでしょうか。 パリ同時多発テロはイスラム過激派組織「…

TPP、リカード、マルサス

・150年前の貿易論争 日本が交渉参加を表明してから2年半、先月、TPP(環太平洋パートナーシップ)の交渉がようやく大筋合意に達しました。TPPの自由貿易協定と、どの様に向き合うか、 について様々な論争がなされていますが、 150年前の19世紀イギリスも関税…

日本の国債は大丈夫か?

・日本の国債は安泰か 財務省は2016年度予算に対する各省庁からの一般会計の要求総 額は過去最大の約102兆4000億円と発表しました。 15年度の101兆6806億円を上回ります。 100兆円超えは2年連続で、社会保障費と、 国債の元本返済と…

軍事パレードに見る中国人の中国性

・消えない反日感情 9月3日、反ファシズム・抗日戦争勝利70年を迎え、 中国は大規模な軍事パレードと閲兵式を開催しました。 中国の軍事的能力を誇示し、 特に日本を牽制することが目的のようです。 人民日報は、日本が「再び軍国主義の道を歩む兆しがあり…

TPP、なぜアメリカは、包括的な自由貿易にこだわるのか(プレジデント誌インタヴュー)

―――日米のTPP交渉がヤマ場を迎えています。大きな合意や前進があるでしょうか? 6月末、アメリカ議会で可決されたTPA(大統領貿易促進権限法案、通称ファスト・トラック法案)が成立しました。TPAの成立により、TPPなどの貿易交渉の権限が大統領に一任され、議…

ウクライナ問題

・ロシア帝国の過酷なウクライナ支配 昨年、2014年7月、 アムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア機が、 ドネツク市近郊で墜落し、一年が経過しました。親ロシア派武装勢力が地対空ミサイルでマレーシア機を撃墜した、 とされている事件ですが、…